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てんてん

てんてん

1981年宮城県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。2004年株式会社アマナ(現 株式会社アマナホールディングス)に入社。2013年に独立し、2015年株式会社佐藤写真館設立。

INFO: 写真集「GREEN GREEN」BOOK AND SONSオンライン販売開始



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ライカ

2020年9月8日

お久しぶりです。

自粛期間中みなさんは何をしていたでしょか?

僕は、毎日10km位歩いて、ガーデニングして、断捨離して、家族写真の整理をしてました。我が家では、8月に第二子が生まれるということで、誕生記念として、乗ってないバイクと使ってないフィルムカメラを売ったお金でライカM6を購入しました。生まれてくる子が成人したときに、写真に興味があればプレゼントしようと思っています。

それにしても、自分がライカを持つ日がくるとは思っていなかったので少し驚いています。なぜなら、それまでは、ライカなんてもんはカメラ好きオヤジの道楽程度にしか思っていなくて、あんな時代遅れなカメラでいい写真なんて撮れるわけがないと思っていたかです。

ところがどうでしょう、ライカを握った瞬間から写欲が溢れる感じ。高校生の時に、お年玉で初めて買った一眼レフカメラを持ったときの感覚を思い出しました。

M6(フィルムカメラ)を買って1週間位して               

あっ、M10(デジタルカメラ)も欲しい…。(いい意味で)

と思ってしまい、思ってしまったら買うまで治らないのがライカ病ということで、最近めっきり出番が減ったミラーレスカメラ一式を売って、M10を購入しました。

M10メッチャいいです。写りはCANONやSONYの最新のデジタルカメラの方がいいと思いますが、無駄な機能が一切ついていない、写真を取るためだけのカメラと言わんばかりのフォルムや、ライカの歴史を感じざる得ないボディの程よい重さ、押した瞬間「気持ちイイっ」と声が漏れちゃうシャッター、最高です。

最近のカメラは、高感度、高速連写、高画質、瞳フォーカス、4K8K動画、 性能を追い求めすぎて、写真を撮る楽しみワクワク感が無くなってきている気がします。正直、僕もカメラには性能を求めていましたが、ライカに出会って、改めて写真を撮るという行為の楽しさを思い出しました。

ライカありがとう。