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てんてん

てんてん

1981年宮城県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。2004年株式会社アマナ(現 株式会社アマナホールディングス)に入社。2013年に独立し、2015年株式会社佐藤写真館設立。

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シレトコ

2018年3月20日

前回の続きです。
旅先で出会った人達との会話から、予定していなかったが、流氷を見に行きたくたなり、
鶴居村から車を3時間走らせて摩周湖に寄り道しつつ、知床に向かいました。
3時間雪景色を見ながら大声で一人カラオケドライブです。
真っ白な景色の中を走り抜け、海沿いに近付き、緩やかなカーブを曲がると、
オホーツク一面に広がる流氷の景色が姿を表しました。
だけど、そこに広がってたのは、僕が想像していた、氷の塊が海一面に漂っている風景ではなく、
氷のデコボコした陸地が永遠と水平線まで続いている南極大陸のような風景でした。
(豆知識ですが、水平線は自分が立つ位置から4Km先のラインらしいです)
想像とは違っていた風景が目の前に現れ、想像以上に感動してしまいました。
知床では、雪山をトレッキングしたり、流氷ウォークなるツアーに参加して流氷の上を歩いて見たりと、
知床の自然を満喫しました。雪が降り見渡す限り氷でできたデコボコの真っ白な世界を歩いていると、
地球ではない、別の星にいるかのような錯覚に陥ります。
ガイドさんに、「この流氷はどこまで続いているんですか?」と質問したところ、
「ロシアまで続いています」と言う答えが返ってきました。
写真は海沿いにある、流氷の景色を見ながらコーヒーが飲める喫茶店のイースト君(オス7才)です。
去年、骨肉腫で左前脚を切断したらしいのですが、元気に雪の上で遊ぶ姿がとても印象的でした。
冬の知床もいいですが、今度は夏に訪れて見たいと思いました。